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【シロアリ対策新築】シロアリ防除会社の社員が新築時に気をつけたこと!

 

 

 

シロアリは大切なお家を食べる『害虫』として知られています。

 

今回は【シロアリ予防・駆除をする会社に勤める女性社員の新築マイホーム】シリーズ第一弾、『新築時に気を付けたシロアリ対策』についてお話します(^^)

ホームメーカーや工務店によっては、白蟻について説明がないことも…。

せっかく家を建てるのであれば、長期的に綺麗に使用し大切にしたいですよね。

お家やお庭でシロアリを見つけた場合は、もちろん放置せず 駆除することと再び被害に遭わないための予防が大切です。

 

 

シロアリの被害に遭わないために新築時に気を付けたこと

今までもコラムでお話してきましたが、シロアリは木材があり・日が当たらない・空気が動かない・暖かい・湿気の多いところが大好きです。

シロアリがお家を食べるといいますが、その被害は私たちの目の届かないところで起きています。

以下はマイホーム計画が進み、たくさんの工務店やハウスメーカーでお話を聞く中で気を付けたポイントです。

人が入って点検できる床下空間を作る

 

お家を建てて生活が始まってからも、点検や予防は必要になります。

でも、点検担当の話を聞いていると床下の環境は様々で、点検が出来ないお家もあるのだとか・・・。

なぜ点検が出来ないのか?

よく聞く理由の1つが、床下空間の高さです。

点検や工事をするからには、当然床下に人が入らないと話が始まりません。

ですが、床下の空間があまりにも狭いと、点検はできず被害を見つけることが出来ないので、早期発見や定期的な予防工事も難しくなるのです。

以上のことから、私は床下点検がしっかりと出来るお家を作ってくれるのかを確認しました。

シロアリの侵入を防ぐために・・・

シロアリの侵入経路を知る

シロアリの侵入を防ぐためには、シロアリがどこからやってくるのかを知っておくことが必要になります。

 

日本で被害が多く報告されている種類に「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」がいます。

 

この2種類のシロアリは地面から家に侵入します。ベタ基礎の住宅は被害に遭いづらいと言われていますが、シロアリはコンクリートの立ち上がりのつなぎ目や配管などちょっとした隙間から侵入できるので、100%安心というわけではないのです。

 

また、シロアリは乾燥に弱いので床下空間をしっかりと換気していれば安心だ、といった話もあります。しかし、シロアリは「蟻道」と呼ばれるトンネルを作りその中を移動します。「蟻道」の中は湿度が高いため、換気された床下空間でもシロアリ被害は発生することがあるのです。

 

 『【シロアリ】寄せ付けない、被害に遭わないためにやるべき5つの対策』シロアリの特徴

シロアリ対策には、まずは床下で出来ることを考えていきます。

気をつけたい住宅の基礎種類と断熱工法

 

最近は、高気密・高断熱の住宅が多くなっています。

 

寒さが苦手な私も、高気密・高断熱の住宅にこだわっていました。

 

しかし、完璧なシロアリ対策と完璧な高気密・高断熱の住宅を両方手に入れることは難しく、取捨選択が必要な場面があります。

 

シロアリ被害ももちろん嫌ですが、定期的なシロアリ対策をすることを前提に我が家は冬でも暖かい家(高気密・高断熱の家)を選びました。

 

具体的には以下のようになります。

 

・基礎はベタ基礎の為、布基礎よりもシロアリ侵入のリスクが低い。

・床下の断熱工法は基礎内断熱で高気密・高断熱。床断熱に比べるとシロアリの被害に遭いやすい※が、同じ基礎断熱でも基礎外断熱よりもシロアリのリスクが低い※)

※防蟻工事など、適正な処理を怠った場合のリスク

 

 

▼基礎種類別の比較

  ベタ基礎 布基礎
シロアリ被害 被害が少ない 被害が多い

※防蟻工事など、適正な処理を怠った場合のリスク

 

 

 

▼断熱工法別の比較

  基礎外断熱 基礎内断熱 床断熱
シロアリ被害 被害が多く気づきにくい 比較的被害が多く気づきにくい 被害が少ない
断熱性 断熱性がとても高い 断熱性が高い 基礎断熱と比べると 断熱性が低い

※防蟻工事など、適正な処理を怠った場合のリスク

 

 

また、新築時にしかできないシロアリ対策として【タームガード】という工法があります。

 

【タームガード】とは?

 

 

たくさんの工務店・ハウスメーカーでお話を聞き考える中で改めて感じたことですが、当然シロアリ対策が万全なことだけが快適なお家造りではありません。大切なのはメリット・デメリットを十分に理解した上で、選択をして対策をすることです。

基礎断熱を選択した我が家は、定期的な床下点検とシロアリ予防工事を行い、シロアリの対策をしていく選択をしました。

薬剤の効果は5年持続するといわれているため、5年後にまた予防薬の散布(バリア工法)をします。

『シロアリに強いヒノキを使っている』にご用心

 

私は8件ほど工務店・ハウスメーカーを見学に行きましたが、その中で「シロアリの対策は何かされていますか?」と尋ねた時、「うちは土台や柱にシロアリが嫌うヒノキを使っているので大丈夫ですよ」と説明されたことがありました。

 

・・・今の会社に勤めていなければ、営業さんの言葉を信じてしまっていたかもしれません。

確かにヒノキは、『心材』と呼ばれる中心の赤身の部分はシロアリの被害に遭いにくいと言われていますが、『辺材』と呼ばれる心材の周りの白っぽい部分は決してシロアリに強いとは言えません。

つまりシロアリの被害に強いとされている樹種ヒノキであっても防蟻処理は不可欠なのです。

 

まとめ

新築時に考えたい、シロアリ被害に遭わない・被害を広めないために大切なことは・・・

大前提!人が入って点検できる床下空間を作る!

シロアリの侵入経路は床下。基礎の種類や断熱工法でもリスクは抑えられる!

定期的な床下点検とシロアリ予防工事が重要!

新築時には【タームガード】がおすすめ!

シロアリに強いと言われるヒノキも実際は被害に遭っている。防蟻工事は不可欠!

これからお家を建てる大切なタイミングだからこそ、シロアリ対策についても考えて、ご家族にとって最適な住まいを手に入れていただきたいです。そのために少しでもお役に立てれば嬉しいです。

【シロアリ予防・駆除をする会社に勤める女性社員の新築マイホーム】シリーズ第二弾は、実際の新築シロアリ予防工事について現場の様子をお話しさせていただければと思います(^^)・・・お楽しみに♪

 

最後に

テオリアランバーテックでは、シロアリのプロが予防工事・駆除工事を行っています。

目に見えないところだからこそ、圧倒的な信用力で多くのお客様からお喜びの声をいただいております。

「これってシロアリ?」「羽アリを見つけた!」など・・・お困りごとがありましたら【長野県内 点検・お見積り無料!】のテオリアランバーテックにお気軽にお問い合わせくださいませ(^^)!

シロアリ防除について

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執筆者   Ikeda   虫嫌いだが、シロアリの生態に興味を持ち勉強中。 シロアリの写真は見られるようになったので、現在の目標は駆除工事に同行すること・・・。 シロアリ被害で泣かないために、多くの情報を発信していきます!

 

 

 

  

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