長野県【シロアリ被害事例】床下・畳・玄関・屋外で知らないうちに被害が拡大! 公開日:2024年10月18日/更新日:2024年10月18日 こんにちは。テオリアランバーテック技術部の中塚です。 私は日々シロアリ駆除工事・予防工事で長野県内をかけ回っています。 今回はシロアリ被害事例として、活動を続ける大量のシロアリがいた現場や、室内・室外で被害が多く気を付けていただきたい場所を紹介します。 写真を掲載していますが、大量のシロアリは苦手な方もいるかもしれませんので、気を付けてご覧ください。 目次 Toggle 長野県のシロアリ被害事例床下から侵入和室の畳をめくると…勝手口の踏み台からシロアリ大量発生!被害の大きかった玄関框(かまち)裏シロアリ被害に遭う前に 長野県のシロアリ被害事例 床下・和室の畳・勝手口・玄関框(かまち)裏の順に紹介します。 最後の玄関框裏は、駆除工事当日にも活動を続けている大量のシロアリとの遭遇がありました。 シロアリ被害の状態や被害の多い場所を知った上で、自分でできるシロアリ予防・対策も考えていただけると良いでしょう。 床下から侵入 長野県で最も被害報告が多い「ヤマトシロアリ」は、地中から『蟻道(ぎどう)』と呼ばれるトンネルを作り建物へ侵入しています。 こちらの現場でも、束石・束・大引き・根太・床材を経由して建物への進入が確認できました。 束石に作られた蟻道 束・大引きに作られた蟻道 『蟻道(ぎどう)』とは、日光や乾燥に弱いシロアリが餌場などを求め移動するためのトンネルです。土や分泌物を混ぜ合わせて作られています。 大引きに作られた蟻道 基礎・大引きに作られた蟻道 左上の写真は、ところどころに土が付いているだけに見えるかもしれませんが、シロアリの蟻道です。このように建物の木部を食べることで内部がスカスカになり、もろくなってしまいます。 蟻道を壊すと、数匹のシロアリが出てきました。まだ活動中の様です。 こちらは、基礎際に作られた蟻道です。 木部に穴を開ける 薬剤を注入する 被害の遭った箇所は、木部に穴を開けてそこにシロアリ駆除の薬剤を注入します。そして、床下の木部や土壌にも薬剤を散布します。 シロアリは地中から上へと上がってきますので、被害に遭う前に予防をしておくことが大切です。 和室の畳をめくると… こちらは、和室の畳をめくったところにいたシロアリです。 古い建物では、すき間風の防止や湿気を吸うという意味で畳の下に新聞紙を敷くことが多かったようですが、シロアリの餌食となってしまいました。 丸をしたところから右上に列をなしているのが分かりますでしょうか? では、上の写真はどこにシロアリがいるか分かりますか? ざっと数えても50匹ほどのシロアリがいるかと思います・・・。 赤線で囲ったあたりに列をなしています。 湿気を吸った新聞紙はシロアリを招きかねないため、畳の下に新聞紙を敷くことは避けたほうが良いでしょう。畳の下に敷く専用のシート(防虫・防湿・隙間風防止など)があるようなのでそれらの活用をおすすめします。 畳や床の被害や対策について、こちらの記事もおすすめ! ▶古くなったお家、畳や床のシロアリ被害は大丈夫? 勝手口の踏み台から こちらのご家庭では、勝手口に木製の踏み台を使用していましたが、ご覧のようにシロアリ被害に遭ってしまいました。 踏み台を基礎に付けて置いていたため、板に沿ってシロアリの形跡が出来ています。 木はまさにシロアリの餌となりますので、屋外で木製品を使う際はACQなどの防腐・防蟻剤の注入された木材を使用するか、木材保護剤を定期的に塗布しメンテナンスする必要があります。 屋外でのシロアリ対策について、こちらの記事もおすすめ! ▶【シロアリは予防が大切】寄せ付けない、被害に遭わないための5つの対策 シロアリ大量発生!被害の大きかった玄関框(かまち)裏 玄関框(かまち)とは、写真の部分を言います。(被害の遭った建物とは別の建物です) 床下に潜り、框裏を見てみるとシロアリ被害で木材がボロボロになっていました。手で簡単に剝がすことが出来てしまいます。 板を剥がしてみると、活動中の大量のシロアリが!シロアリ同士が折り重なり、層になっています。 こちらもしっかりと駆除工事させていただきました。 玄関框は、シロアリ被害の多い箇所になります。玄関タイルを水洗いした場合などは、なるべく水分を取ることをおすすめします。 また、冬季はお庭で育てているプランターの植物を玄関に置かれる方も多いかと思います。これも注意が必要で、プランターの下にはお皿や水受けを設置しましょう。目地からの水漏れや湿度を上げることでシロアリの好む環境となり、玄関框の被害へと発展してしまいます。 シロアリ被害に遭う前に 被害事例の紹介は以上になりますが、畳下の新聞紙の放置や、屋外の木材・木製品の注意点など、自分でできるシロアリ対策もありました。 また、定期的な床下点検やシロアリ予防工事をすることで、シロアリ被害から建物を守ることができます。 床下点検・シロアリ防除工事は、テオリアランバーテックにお任せください! 「しろあり防除施工士」の資格を持ち、受付から工事まですべての業務をテオリアランバーテックの社員が行います。 \ 無料の床下点検受付中 / こんな方は特に注意が必要です。 畳の下に新聞紙を敷いていた 屋外に廃材や切り株がある 過去に羽アリが出たけど放置している 5年以上予防工事や床下点検をしていない シロアリによる被害に遭わないために、被害が拡大する前に【無料床下点検】をご依頼ください。 投稿ナビゲーション 【シロアリ駆除】床下から2階サッシまで進行し本の食害も!<長野県筑北村>