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外基礎断熱材の白蟻危険性と駆除

こんにちは。

テクニカルの中塚です。

住宅断熱は電気代の節約などメリットが多く、新築・リフォームで採用される方増えています。しかし、選ぶ断熱材や断熱方法によっては白蟻被害に遭ってしまうことがあります。

今回は外基礎断熱による白蟻被害の事例をご紹介します。

外基礎断熱での白蟻被害は長野県内、当社で点検を行う住宅でも特に増加傾向で、駆除や対処も困難なケースが多いです。

外基礎断熱とは外側の基礎に断熱材張り、その上に化粧モルタルを塗ってある基礎のことです。

 

外基礎断熱の駆除の問題点

1.どこからの浸入したか分からない。

2.被害がどこまで進行しているか分からない。

3.被害があっても断熱材を全て剥がすのは難しい。

今回の被害状況

基礎と外壁の間の白いものが断熱材です。

この白い部分に蟻道という白蟻の通り道が張り巡らされていました。

 

被害が多い部分の断熱材を剥がしましたが、基礎と外壁の繋ぎ目部分にも蟻道が見られます。

 

駆除・対処方法

処理については、まず化粧モルタルを剥いで次に断熱材を剥いでいき被害のある土台、柱、根太、根太掛けなどをドリルで穿孔注入をする。最終的にMCブロックという防蟻剤でモルタルのように水と混ぜて断熱材を剥いだ所にコテを使って塗る薬剤です。

▼写真は基礎と外壁の隙間に見える木部

コンクリートのような色をしたMCブロックという防蟻薬剤を塗ります。

▼MCブロックの表面が乾燥した状態

まとめ

外基礎断熱や内基礎断熱による「高気密、高断熱」の住宅が増えていますので、白蟻予防を行わないで年数が経過してしまうと白蟻の被害報告が増えていくと考えられます。

ご自宅の断熱材・断熱方法を今一度確認いただくと良いかもしれません。

外基礎断熱を採用している、たしか内基礎断熱にしていた気がするが見てもらいたいなどがありましたらまずご相談下さい。

また白蟻に強いセルロースファイバーという断熱材もあります。

断熱材や断熱方法をよく下調べしメリット・デメリットを考慮し選んでいただきたいと思います。

 

 

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今回、コロナ禍もあり何年かぶりの旅行でしたが最高でした。

お天気はあいにくでしたが、あたたかい気候で楽しむことができました。

これからブログで各社員の思い出の1枚を投稿していきます(^O^)/

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