【長野県版】シロアリの被害マップ公開|寒くても活動するって本当? 公開日:2022年11月15日/更新日:2025年5月19日 こんにちは。アドバイザーの太田です。 お客様から以下のような質問を受けることが多くあります。 「どの地域にシロアリがいますか?」 「シロアリ被害が多い地域はありますか?」 今回は、こんなご質問にお答えしていこうと思います。 目次 Toggle 長野県内のシロアリ被害エリアどの地域にシロアリがいるのかシロアリ被害が多い地域シロアリ被害が多い場所「シロアリかも?」と思ったら無料点検がおすすめ 長野県内のシロアリ被害エリア どの地域にシロアリがいるのか 弊社は長野県内全域でシロアリ予防工事・駆除工事をしていますが、正直いうと「全地域」です。 下の画像は、当社が長野県内のシロアリ被害による駆除をおこなった事案をGoogleマップへ落とし込んだものです。(1998年から2015年) 「標高の高いところにはシロアリがいない」という話をお聞きしたこともありますが、私の知る限りでは標高1000mを超える地域でもシロアリ被害を確認しています。(軽井沢町・川上村・南牧村・原村 など) 地図から見ても標高に限らず、シロアリ被害はあるということがわかります。 地球上には2300種類ものシロアリがいると言われていますが、その中で家を食べるシロアリは4種類います。 ヤマトシロアリ イエシロアリ アメリカカンザイシロアリ ダイコクシロアリ その中で長野県に生息しているシロアリのほとんどが寒さに強いヤマトシロアリです。 実際に弊社で駆除を行うシロアリ被害はヤマトシロアリによる被害です。 シロアリは休眠せず1年中活動を続けます。ただ寒さや暑さには弱く、ヤマトシロアリの活動が活発な温度は12~30℃と言われています。 冬は4℃以下・夏は35度以上で活動が鈍る為、より快適な地中に避難します。 しかし床下は4℃以下・35℃以上になることはなかなかありません。そのため、冬も夏もシロアリは元気に活動しています。 ▼こちらの写真は過去冬に点検した際に見つけた、木製の杭です。 この木製の杭を抜いてみると、シロアリを発見しました。 写真を撮影した時期は雪の降る季節ですが、地中や木の中ではシロアリが活動していることがわかります。 一般的にシロアリシーズンは夏と言われていますが、冬の時期でもシロアリは活動していることがわかりましたね。 シロアリ被害が多い地域 シロアリ被害が多い場所 これは感覚的には分かります。以前もこの団地はシロアリ駆除工事を実施したな…、など。ただ、これは公表しません。 理由は・・・ 新築時にシロアリ予防工事を行っていて、保証が切れる前に継続的に工事を実施していれば通常どの地域でも被害は起こらないため。 お客様に不要なご心配をおかけしないため。 情報はネットで簡単に入手できる時代ですが、まだまだ迷信めいた話をお聞きすることがあります。最終的にはお客様がご判断することですので、我々は正しい情報を提供し続けることが大事だと考えております。 「シロアリかも?」と思ったら無料点検がおすすめ 「床がふわふわする」「羽アリを見かけた」「柱に虫に食われたような跡がある」――そんな違和感を感じたら、まずはプロによる無料点検を受けるのがおすすめです。 シロアリ被害は気づかないうちに進行し、構造材に大きなダメージを与えることがあります。早期に発見できれば、被害を最小限に抑えることができ、修繕費用も大きく変わってきます。 当社では、長野県内の気候や住宅事情に詳しい専門スタッフが無料で点検を行っています。床下の状況をしっかり確認し、必要に応じて写真付きの報告書をお渡しするので、状況が把握しやすく安心です。 「もしかして…」と思ったら、自己判断で放置せず、まずはお気軽に無料点検をご依頼ください。 シロアリ保証が切れているお宅で床下点検をご希望の方、または一緒に働いてみたい方は是非ご相談ください。 シロアリ防除について 投稿ナビゲーション シロアリ施工、床下作業の必需品シロアリの蟻道(ぎどう)を事例と合わせてご紹介