こんにちは！技術部の下村です。

タイトルの通り、今年（2025年）も長野県内でたくさんのシロアリ被害のご相談をいただいています。
そこで、今回はシロアリの『働きアリ』と『羽アリ』の動画を紹介したいと思います。

シロアリの『働きアリ』と『羽アリ』

シロアリの働きアリは体が白く、紫外線や乾燥に弱いため木材や蟻道（ぎどう）と呼ばれるトンネルを作り生活しています。一方、羽アリは体が黒く、繁殖のために一斉に飛び立ちます。
家の中で羽アリが飛んでいるのを見つけたり、黒い小さな羽が大量に落ちていることで異変に気付く方が多いかと思います。
ちなみに動画の大量のシロアリは、下の写真の木材から発生したものです。

▶本当は面白い！【シロアリの生態】女王・羽アリ・兵蟻・職蟻の役割とシロアリ社会

シロアリを放置しないで！

もし、お家の中でシロアリを見かけたことがあれば、放置せずにまずはシロアリ無料点検をご利用ください。

というのも、シロアリ被害のご相談をいただく中で、お客様からよく聞かれるのがシロアリ被害を放置しているケースです。

「実は、2年前に羽の生えたアリのような虫が大量に出たんだけど、そのままにしてました。最近、知り合いがシロアリ駆除をしたって聞いて、なんだか心配になってきて…。」

「5日ほど前に羽アリが出たので市販のスプレーを使っておさまりました。でも昨日また羽アリが出てきたんです…。」

長野県で被害報告の多い『ヤマトシロアリ』は、1日25個ほどの卵を産むと言われています。1年だと、約9,000個。
目に見える被害範囲はほんの一部なので、駆除スプレーをしたから安心ということはありません。放置するほど被害が進行してしまうのです。

そもそもお家の中で羽アリが出た場合は、既に建物がシロアリに喰われている可能性がかなり高いです。
なぜなら、羽アリが飛び立つのは、建物の木をある程度食べ、別の住みかに移り繁殖しようとするためです。つまり、建物の被害もある程度進行している可能性が高いのです。

詳しくはこちら▶シロアリ・羽アリが大量発生する理由は？ 被害に遭いやすい家の特徴と対策

2025年は5月初旬から羽アリ報告が増加！

春から初夏にかけてはシロアリの羽アリが活発になる時期。
長野県では例年5月～6月頃に飛び立つことが多く、2025年は5月3日頃から相談件数が急増しています。

シロアリかどうかの判断に迷ったときは、シロアリの見分け方や、間違いやすい虫なども紹介していますので、よろしければこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
▶シロアリとクロアリの見分け方｜特徴・被害・対策を徹底解説！
▶【見分け方と対処法】シロアリやシロアリの羽アリに似た虫、間違いやすい虫

羽アリを見かけたら、すぐにご相談を！

「羽アリが家の中を飛んでいた」
「黒い羽が大量に落ちていた」
このような状況があれば、すぐにテオリアランバーテックの無料点検をご利用ください。

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シロアリ防除について

	ライター　下村
	＜保有資格＞ しろあり防除施工士／1級建物アドバイザー ＜趣味＞ 登山（元山道具のメーカー販売員＆元山小屋スタッフ） ＜休日の過ごし方＞ 子どもと遊ぶ事がメインで、山はほどほど(^^; ＜アピールポイント＞ 健全な人生は、健全なお家から。健全な建物のためにシロアリの防除があると考えるタイプ。