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鉄骨住宅は白蟻被害がない?

こんにちは、

アドバイザーを担当している藤森です。

 

日々、白蟻調査をおこなっていますが、

ここ数年で増えてきたのが、「鉄骨住宅」の調査、施工のご依頼です。

 

「鉄骨住宅」の「白蟻被害」なんて、普通、想像しませんよね?

確かに、「構造体」は「鉄骨」なので、どんなに被害が有っても、

家が倒壊するようなことは有りません。

 

ただし、リアルな被害として、

実際にこの目で、何件も、目撃することとなります・・・。

 

床下に木材が置かれている様子がわかる

 

まず1例目ですが、「床下に木材を保管」されていました。

すでに嫌な感じがします。

見たくはないですが、この木材をひっくり返してみます・・・。

 

木材の下に大量の白蟻を発見

えらいことに、なっていました!

 

続けて、2例目、行きます。

コンクリート基礎に途中まで蟻道が作られていることがわかる

基礎際に「蟻道(ぎどう)」を作りかけられています。

※蟻道とは白蟻の通り道のことです。

光や風に弱い白蟻が身を守り移動するためのものと考えられます。

 

まだ上には到達していないので、「白蟻被害の、一歩手前」ですが、

このまま放置してしまうと床や畳などに白蟻被害が及ぶ可能性があります。

また、この物件も、「床下に木材が保管」されていまして、木材を取っ払いました・・・。

 

木材をどかした下に大量の白蟻を発見

 

何とも言えない気分になってきます。

 

白蟻被害によりボロボロになった木材

 

取っ払った木材は、見るも無残な姿になっていました・・・。

ご覧のように、鉄骨でも、基礎がコンクリートで覆われたベタ基礎でも白蟻被害の可能性は、十分に有ります。

今回は放置された木材が被害に遭っていましたが、床や畳へ被害が起こる恐れが十分にあり得ます。

 

鉄骨住宅にお住まいの方は、白蟻に対する警戒心は比較的弱いので、

思わぬ被害に遭遇してしまうかもしれません・・・。

「まさか」ということが無いよう、今後、「床下」や「壁際」への「木材保管」は、

できるだけしないようにご注意ください。

 

 

 

 

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