【シロアリ駆除】ベイト工法 3週間で餌が空っぽに!! 公開日:2022年10月4日/更新日:2023年7月13日 こんにちは。 アドバイザー部の太田です。 今回は久しぶりに仕事の内容でお届けしたいと思います。 今回お話しするのは、シロアリの外蟻道とベイト工法です。 侵入経路は物の陰になっていた基礎の外側でした。 床下に潜ると、ちょうど侵入経路の裏側に更なる侵入ポイントを見つけることができました。 今回は特殊な建物構造だったため、ある程度の構造破壊もやむなしと思っていましたが、偶然にもシロアリの生息が確認できましたので、ベイト工法をご提案させていただきました。 これはすぐにシロアリを駆除してしまうのではなく、脱皮阻害剤が添加されている高純度セルロース(シロアリにとっての美味しいごはん)を用意して、彼らが十分に喫食してくれるのを待つやり方です。 彼らも警戒心が強いので、喫食しない可能性もありますが、今回は大当たり、3週間で見事に何もなくなっていました。 ―――ここからは、刺激が強い映像がありますのでご注意ください――― 更に1か月後、十分な喫食が見られます。頭が大きくてオレンジ色の虫が、ヤマトシロアリの兵蟻(兵隊アリ)です。蓋を開けた際、兵蟻が警戒音をカチカチと鳴らしていました。 この薬剤の効果が発現する頃には、個体の外骨格が弱り、徐々に巣全体が衰えていきます。現場にも依りますが、喫食から4か月から6か月かけて駆除されます。(それ以上かかる場合もございます) これから3か月目に入りますが、あくまで家に寄り付いたシロアリだけを駆除します。よく見ると結構かわいいので、生態系を守りながら必要な仕事だけさせていただこうと思います。 追記1 ちなみに、和歌山県高野山の奥の院に「しろあり供養塔」あります。 半世紀近くにわたり慰霊祭を執り行っているそうで、生命を奪われたしろありの霊を慰めるのだそうです。 一度行ってみたい場所です。 追記2 シロアリの動画もあります。もし見てみたい方はこちらもどうぞ。結構います。 シロアリ防除について 投稿ナビゲーション 白蟻駆除屋さんのトラック【シロアリ予防工事】床下・玄関処理をご紹介!