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【シロアリ飛ぶ条件】羽アリが飛ぶ時期っていつ?読んでわかる羽アリの群飛

 

シロアリの羽アリが飛ぶ時期がある

光に弱いシロアリは土の中や木の中で活動し、蟻道(ぎどう)という道を作って移動をするため、基本的には外に出てくることはありません。

ですが、羽アリは「繁殖期」になると一斉に土の中から出てきて光に向かって飛び立つ習性があり、これを群飛(ぐんぴ)と言います。字の通り大群で飛びたちます。毎年繁殖時期のなると飛ぶ、というよりは一定の条件があり、その条件にあったタイミングと繁殖タイミングで群飛することがわかっています。

1つの巣に対してシロアリの数が多くなりすぎると、巣が枝分かれするようなイメージでシロアリの羽アリは群飛、その先で土に降り立ち、羽を落とし土に潜ります。ほどんどの羽アリは天敵に食べられてしまったり、メスと会うことができず死んでしまうのですが、メスと出会うことができれば結婚し数日で卵を産み、巣を作るのです。そこでまた数を増やすのです。今回は長野県内で被害の多いヤマトシロアリの群飛について解説します。

シロアリが飛ぶ時期・条件

羽アリ群飛において1番のポイントは、気温・湿度と言われています。羽アリは湿気の多い環境を好み、ジメジメとした湿気が続き、気温が上がると土の中から出てきて光(習性として太陽に向かって)一斉に飛び立ちます。長野県内ではヤマトシロアリという種類による被害が多く、標高が高く寒い長野県でも冬眠はせずに活動しています。つまり気温が下がる10月下旬から3月までは土や木の中で活動して、4月下旬〜6月上旬に湿度・気温が上がると群飛する巣が出てくると言われています。

季節は春〜夏。

じめじめと湿度が高くべたべたして暑いと感じる日は、羽アリが群飛するタイミングかもしれません。

 

この動画はシロアリが、切り株を巣にしていたと推測できます。

真夏日のじめじめした日に群飛しました。このあと羽アリは飛び立ち風に流され、(風によっては1km〜2km飛ばされることも)住宅街の庭、公園などに降り立つと土の中へ潜り巣を作るのです。

室内に羽アリを見つけた

シロアリは集団で行動する生物です。そのため、1匹でも室内に羽アリを見つけた場合、集団で潜んでいることになります。

室内で羽アリを見つけた場合は、被害が起きている可能性が高いです。

こんな症状がある場合には、一度家の床下点検をお勧めしています。

・畳が沈む

・タイル風呂を使用している

・5年以上シロアリの予防をしていない

といった場合は要注意です。

 

床下はシロアリだけでなく、カビなど湿気による腐敗の可能性もあるため、定期的に床下点検を行うと安心です。

家の中に群飛してしまうと、室内に大量に羽が落ちたり羽アリたちが入り込んだりと…想像するだけで怖いですね。。

それでもシロアリの被害は忙しい毎日の中ではなかなか気がつかないものです。

もし羽アリが出てきてしまった場合の対処方法や駆除についてはこちらの記事をご参考ください。

【対処法まとめ】羽アリを見つけたらどうする?2022年最新版

 

羽アリは少数で出てくることもあります

これは実際に自宅内に羽アリが出てしまった方の体験談ですが、「2〜3匹の羽アリを見つけた」というケースです。

その後すぐにシロアリ点検をしたら、床下に被害が確認できたと言います。

群飛というと大量に羽アリたちが飛び立つイメージを持ちますが、出てきたと思ったらまた潜ってしまったりするケースもあります。

ただ羽アリが出てきたということは、シロアリがいるということ。

・窓際や玄関に羽アリのような虫を見つけた

・室内に羽が落ちていた

という場合は、すでに被害が進んでいる可能性があります。必ず対処しましょう。

 

 

 

さいごに

シロアリによる建物被害は、予防ができます。

ぜひ、シロアリのことを知り、定期的な予防を実施して家を守りたいですね。

 
 

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