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お家の床下は数センチ単位のお仕事

こんにちは、アドバイザーの下村です。
私は、お客様のお宅で床下の点検・調査を行うことを通常業務としています。

点検・調査を行う際に、お客様よりこんなお話を頂く事があります。

『よく、こんな狭いところに入っていけるね~。』
『私より大きいのに、入っていける?』

正直、昨今のお建物は、設計の基準もあり、我々にとって極端に入りにくい空間は少なくなっている印象です。
とは言え、築年数が経過しているお建物では、ある問題が発生する事があります。
『人通口が通れるか微妙なサイズ』問題です。
一見、通れそうに見えても、通れない。また、その逆もあります。

とある点検でもそんな場面に遭遇したので、せっかくなので測ってみました。
まず基準となるものを設定しましょう。今回は、調査の際に打診で使用するマイナスドライバーです。
全長・約30㎝。剣先を0に設定しました。
【写真 ドライバーの写真】

(私の躯体のサイズは、身長171.2㎝位、体重67㎏位。)
下の写真は、その建物の床下の通気口です。
土台(木材)の下にドライバーの剣先を当て、コンクリートの上端までを確認しました。
明らかに縦の長さが違います。
(ちなみに、長さの違いは造りの問題ではなく、コンクリート打設の際の誤差です。)

通れた方はこちら
【写真② ちょっと大きい】

通れなかったのはこちら
【写真③ 少し小さい】

2つの人通口の差をくらべると、こうなります。
【写真④】

 

通れた方は20㎝位。通れた方は17㎝位。
その差はわずか3㎝でした。

 

たった3㎝ですが、この差で先の確認ができるか、できない決まる事もあります。
当然ですが、床下で通れなかったからと言って、点検を諦めなければならないわけではありませんので、ご安心を。

今回は、床下ではこんな事もある一つの事例をお話しました。

これから寒くなっていきますが、我々は寒さにも負けず、現場に向かいます。
お家の不安ごとがございましたら、お気軽にご相談下さい。

 

 

 

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